2008年07月05日

守破離(シュハリ)の守の部分がなおざりになっているのかな。

そもそも君らに個性などない - 地下生活者の手遊び
http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20080702/1214984474

 世の中に存在するすべての”個性”の意味するところを、ある一点の対象についてことごとく”ない”言い切るためには、「そもそも個性って何さ」の定義部分から、更にその定義が世間から(世間って言葉も乱暴だナァ)見てどの程度の承認を得ているかとか、 色々見て、さらに正確を期すならばデータの調査元とか出典も出していかないとなので

 「そもそも君らに個性などない」

 と言い切るにはちょっと抵抗を感じてしまう今日この頃。(何かを完璧に否定するって凄く労力が要ることなんだとつくづく思う。)

 しかしながら、内容的にはとても感じるところがあったので、久々に他の方のご意見を参考にしたエントリなど書いてみます。

 

 最近のビジネス書なんかでも結構書かれることが多い(具体的な出典出せなくて失礼)守破離(シュハリ)って言葉があります。 元々は能に関連する言葉だったようで。


【ビジネス視点の守破離(シュハリ)なすこんver.】

 最初の段階の「守」では、先達のまねっこをして学びます。ビジネスで言えば、 本を読んだり、先輩に習ったりしたことをそのままやってみて、その方法論を盗み身につける段階。

 次の「破」では、今までは全くのまねっこだった技術に、自分でちょっと工夫を加えて、 より効率的だったり、生産性の高い方法へと変化させていきます。

 最後の「離」は、今まで培ってきたノウハウを生かして、 新しい技術などを生み出す段階です。


 ・・・ごめん、嘘。
 きっと、これとほとんど同じ内容がどこかの本に書いてあるはず。とっさに出典が出せないのって苦しいなあ (出典分かる人教えて頂けるとありがたいです)


 まあ、何はともあれ、ビジネスやら能やら武道やらに限らず、

 「何事も最初は、先達のマネするところから入ると良いよ! そっちの方が楽だし成長も早いし」

 っていう、昔の人からのステキなアドバイスだと思うのですが、先に参考にさせて頂いたエントリによると、最近の人 (この場合は美術学生さん?)は、これをなおざりにして、いきなり「破」とか「離」 とかから入っているみたい。そりゃあ失敗するよね、基礎がなってないんだもの。

 とはいえ、創意工夫の心がけまで否定するっていうのは、ちょっと私にはない発想です。
 先のエントリの中に、トマトを逆さまにして絵を描いた、という例が出てきたのだけれど、おそらくそのバックには、その生徒さんが 「トマトを逆さまにしたらいい絵が描けるかも」という思いがあったはず。

 自分だったら、まず
 「どうしてその発想(トマトを逆さまにして描こう)に至ったのか?」って聞きます。
 てかメッチャ気になる、その発想。なんでトマト逆さまに描こうと思ったんだろ。意外にその人天才かもしれん。

 んで、トマトを逆さまにしたのに大した理由があってもなくても、きちんと説教タイム。

 「創意工夫の心構えが良かったね。自由な発想は良いことだよ。ただ、 今回上手く描けなかったということは、あなたにはまだ基礎能力が足りないのだと思う。基礎能力がないと、 あなたがどんな素晴らしい発想を持っていても、良い作品は仕上がらないのだから、まずはきちんと基礎を勉強しないとね。」

 これで一件落着だと思うんだけど、どうかなあ。ダメかなあ。美術屋さんには美術屋さんのお悩みがきっとあるんだろうしなあ・・・。

 何はともあれ、「基本を守っていない」ということと、「最近の若いもんは・・・」論を一緒くたにされると、正直ちょっと悲しい。 (自分、若いもんだけど守も大事にしてるよ!僕のことも見てよ!と思ってしまう)
 でも、ある側面で、「守」を守らない人たちが増えている、というのは正しいのかもしれませんね。 学校の先生が現場でそう感じていらっしゃるのならば。

 結論。
 何をするにも基礎は大事ですね。

 

 

※あ、あと、”個性”って言葉についてですが、確か”固有の能力” みたいな意味があったはずなので、目標とはちょっと違うと思うな−。でも出典ないから書き逃げ−。

 

※やっぱり書き逃げするとダメな気がしたので復帰。

個性こせい)とは、 個人を個人たらしめる特徴である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8B%E6%80%A7

こ‐せい【個性】

個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質。個人性。 パーソナリティー。「―の尊重」「仕事に―を生かす」「―が強い打撃フォーム」
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E5%80%8B%E6%80%A7&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=07393006584900

 こせい 1 【個性】
個人・個物を他の人・物から区別しうるような、固有の特性。パーソナリティー
「強烈な―をもった作品」「―を発揮する」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B8%C4%C0%AD&kind=jn&mode=1&kwassist=0
タグ:発想 先輩
posted by NASUKON at 17:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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